はじめまして、ぴろりです!
「バイクの免許取ったけど、納車しないで1年経っちゃった。もう乗れないかも…」という方は意外と多いのではないでしょうか。
そこで当ブログでは、バイクの免許(普通自動二輪免許)を取得して、6年間一度もバイクに乗らない空白期間を作った末にバイクを購入するまでの体験談をご紹介していきたいと思います。
6年間バイクに触れることすらなかったので、
久々にバイクにまたがったときは怖かったです。でも大丈夫!
この記事はこんな方におすすめです。
- せっかく免許とったのに納車せず時間が経過してしまった
- バイクの免許とってみたけど乗りこなす自信がなくて、納車を迷っている
- バイクのことよくわからないけど、乗ってみたい
- 低身長だからバイクに乗れるか不安
当ブログをご覧くださってる方は何らかの不安を抱えていると思うのですが、結論から言うと大丈夫です。
筆者の伸長は158cmで両足のつま先しか付きませんが、乗れています!
免許取得も6年前で操作を全く覚えてない状態で納車しましたが、現在楽しいバイクライフを送ってます!
※後ほど書きますが、CB250Rという足つきの悪い部類のバイクに乗っています。
車の免許ないけどバイクの免許取得
バイクの知識が全然ない
まず、バイク免許(普通自動二輪免許)を取得した経緯についてお話していこうと思います。
「どうしてバイクに乗ろうと思ったんですか?」バイク乗ってる人に対しての純粋な質問、鉄板ネタですよね。私もバイク乗ってる方に出会うと、ついつい質問してしまいます。
私、実はバイクに全く興味なかったんです。正直、原付と大型バイクの差もイマイチわからないレベルの知識量でした。今でも排気量とかマフラーとかよく分かりません(笑)
バイクのことわかってなくても、楽しく乗れていますよ!
当時、車の免許も持っていませんでした。
したがって、アクセルとブレーキに関してはわかりますが、クラッチなにそれおいしいの?って状態でした。というか、自転車にも10年くらい乗っていませんでしたし、自立できる気がしませんでした。
なぜ免許を取ろうと思ったのか
そんな私がなぜ免許取得に至ったかというと、ただ資格が欲しかったからでした。
バイクの免許が必要なことなんてある?と思われると思いますが、当時の私は警察官になりたかったのです。警察官の試験には資格を持っていることで加点がありました。(英検とかでも級によっては加点がありました。)
果たしてバイクの免許が実際に加点にされていたのか知る由もありませんでしたが、1点でも点が欲しかった私は教習所に走りました。
結果からいうと警察官の採用試験に受かることはありませんでしたが、バイクに出会えたという事実だけで当時の自分の行動力には感謝しかありません。
ちなみに、自動車免許に関しては親に猛反対されながらMT免許を取得しました。
MT免許をとりなさい!と説得された友人は周りにいましたが、AT限定にしなさいというパターンは私の親しかいませんでしたね。
誰かの参考になれば…ということで一応説得文句を共有しておきます。
「バイクの免許をとるんだから、車もMTにしたって労力は変わらない!そのうちMT車に乗りたくなっちゃうかも!」と強引な理由をつけて説得しました。といっても教習代自腹だったので説得も何もありませんが…(笑)
教習所で最初にあたった壁
私のバイク教習の思い出も綴っておこうと思います。
6年前、教官にもバイク免許取得の理由を何人にも説明して、そんな理由で通う人いるんだと驚かれたことをよく覚えています。「免許取ったらどの車種に乗りたいの?」に何も答えられない教習生は珍しいでしょうね。
まず、教習はバイクを倒されたところから始まりました。
この倒れたバイク起こしてください。
はーい。よいしょ…って、あれ!?
重すぎてビクともしない!!
情けない話ですが、起こすどころか横に倒れたバイクが少しも動くことはありませんでした。この時、自分はバイクの免許を取れるのか、取っていいものなのかと率直に不安になりました。
これが第一の関門でしたが、結果的に私は倒れたバイクを起こせることなく卒業しました。倒れたバイクを一人で起こせないことはあまりよろしくはないことだと思います。もし転倒したときに起こせなければ二次的な危険を引き起こすリスクがあります。
今のところ公道でバイクを倒したことはないですが、バイクを倒した人がいたので起こすのを手伝ったことはあります。持論ではありますが、バイクを起こすコツや倒した後の動作(パニック耐性、キルスイッチを押す、安全確認、助けてもらう判断など)ができるようになることにも意味があるものだと思っています。
教習車を引き起こせない人は免許を取る資格なし!とおっしゃる方もいますが、私はこのように考えています。取り扱える体格ではないかも…と悩んでいる人の希望に少しでもなれたらと思います。
もちろん教習所では引き起こすためにバイクのどこに身体を添えるか、どこに力を入れて引き起こすかを丁寧に教えてくれるので体格が小さめな方でも起こせる方がほとんどかと思います!もし、教習中に倒してしまった時には教官も引き起こしのサポートをしてくれます。
第二に身長が低く、つま先しか地面につきませんでした。これは身長低めのライダーさんのほとんどが最初に恐怖心を抱くポイントではないでしょうか。私はブレーキレバーをギュッと握ってしまった衝撃に耐えられず、何度も立ちごけしました(笑)
教習車仕様の400ccのバイクは結構重いです。どんなバイクを納車するかにもよりますが、教習車より立ちごけリスクは小さい場合がほとんどだと思います。だから、足つきが悪いからと言って心配しすぎなくても大丈夫です。(卒業後は取り回しがうまくなっているというのも理由の一つだとは思いますが…)
教習開始!
バイクの教習に入るとクラッチのシステムがわからず、何度もエンストを繰り返しました。身体で覚えるには教習時間は意外と短く、サクサクと授業は進んでいってしまいます。
私はYouTube動画を見ながら、椅子に座った状態で発進停止のイメージを繰り返すことでクラッチ動作を身体に叩き込みました。
そして、自転車の乗り方も忘れた当時の私はスラロームが壊滅的にできませんでした。二輪の乗り物の扱いがあまりに下手だったということですね。再教習になりました。(ちなみに、原付にもともと乗っていた方は車体を倒すのがうまかったですね。)
スラロームというのは等間隔に並んだ三角コーンの間をS字にクネクネ走っていく運転動作です。車体をまっすぐにしたままで左右に車体を倒せないと三角コーンに接触してしまいます。結構難しいです。
ただ、通った教習所がアタリだったせいか、どの教官も優しく根気強くわかりやすく教えてくれました。当時の教習所と教官には感謝でいっぱいです。
バイクの卒業検定で不合格になった話
結論から言うと卒業検定当日は雨が降り始め、急制動で止まり切れずにラインオーバーして不合格となりました。懐かしい思い出ですが、急制動は公道の運転でも大切な技術なので、あの時落ちておいて良かったと今では思います。
急制動というのは時速30キロ以上のスピードを出して直線道路を走り、ブレーキをかけるラインからブレーキをかけ始め、静止しないといけないラインで止まり切るという試験項目になります。私の通っていた教習所では時速30キロというのは場内で出すスピードの最高速度にあたり、その速度で走るということがまず怖かったです。
車やバイクの制動距離(ブレーキをかけてから停止するまでの距離)は、雨が降ると伸びてしまいます。そこにビビりすぎた結果のラインオーバーですが、実際に雨天時は制動距離が伸びますので公道ではぜひ念頭に入れて運転してくださいね。
一緒に教習通った友人はスラロームで三角コーンに接触して不合格になってました。
でも2回目の卒業検定ではふたりとも合格して、無事に自動二輪免許取得できましたよ!
「一本橋とか自信なくて卒業検定で不合格になりそう…」という方でも大丈夫!(一本橋難しいですよね。)
不合格になっても、恐怖心を抱かず2回目の試験を受けて合格したら卒業です。ぜひ肩の力を抜いて卒業検定に臨んでくださいね。
まとめ
バイクのことよくわからなくても、クラッチやアクセルのことが分からなくても大丈夫です。足がつかなくても意外となんとかなります!
次回、「免許取得から6年経ってバイクを購入した話②」に続きます。
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