こんにちは!ぴろりです。
前回の投稿では免許取得から6年後に納車を決めるまでの話をご紹介しました。
今回は納車してからの話をご紹介していきたいと思います。
この記事はこんな方におすすめです。
- せっかく免許とったのに納車せず時間が経過してしまった
- バイクの免許とってみたけど乗りこなす自信がなくて、納車を迷っている
- バイクのことよくわからないけど、乗ってみたい
- 低身長だからバイクに乗れるか不安
緊張の納車
待望の納車へ
遂にCB250R納車の日が来ました。
バイク店の店長からキーを差す場所やエンジンの入れ方、ガソリンを入れる場所を教わりました。このあたりって教習所では教えてもらえないですよね。ちなみにCB250Rは車載量がないも同然で、ほぼ荷物が入らないです。工具くらいしか入りません。
ド緊張する私を励まそうと店長が昔話をしてくれました。その店長は雪の日に納車して、5回くらいエンストさせながら帰ったらしいです。私は免許を取ったのが6年前なので、エンスト5回で帰れるのか危ういです。正直、余計に緊張しただけでした(笑)
バイク店の駐車場でちょっと練習させてもらってから帰ろうと考え、駐車場内で発進停車をしてみました。なんとか出来ました。でもなんとか発進停止が出来たというレベルで、とてもバイクを買った人のレベルではなかったと思います。
しかし、店の前の日中の交通量がとても多く、大きめの段差を降りるという経験が教習所ではなかったため、とてもではないが帰れないと断念。段差を降りるだけでコケたらどうしよう…。それしか考えられませんでした。
しかもガソリンが1メモリしかない!
なんで!?いきなりガソリンスタンドいかなきゃ…
ガソリンスタンドに入るためにも段差を超えないといけない。バイク店を出ることができても、ガソリンスタンドの入出庫のどちらかでコケるかも。そんないやな妄想が止まりませんでした。
あまりに帰宅できる気がしなかったので、深夜に取りに来ていいか店長と交渉しました。ありがたいことにOKもらえたので、一時帰宅しました。
リターンライダーが久々の納車にドキドキしている動画を見て、
なんとか心を落ち着かせました。
立場は違いますが、焦りながらも操作を思い出しながら立派に走る姿に勇気をもらいました。
深夜、遂に初の公道へ
夜22時。車通りも落ち着いてバイク店も閉店した後、バイクを取りに行きました。
しかし、どう考えても自分が段差を降りるビジョンが見えない。そんな私は150キロ弱のバイクを押して、横断歩道を渡り、近場の裏道まで向かいました。軽いとはいえ、重かったです。それでも乗らなかったのは発進できても走れる未来が想像できなかったからでした。
裏道で店長の説明を思い出しながら、キーを回し、イグニッションボタンを押してエンジンを入れる。アクセルを回し、クラッチをゆっくり離します。ジリジリと進むバイク。
良かった。本当に良かったと心から思いました。
バイクは卒業検定に合格してから公道に出ずに卒業できてしまいます。したがって、バイクを購入、あるいはレンタルして初めて車と並走することになります。これって結構怖いですよね。
家まで大通りで制限速度60キロの道が続くのですが、どう頑張っても30キロくらいしか出せなかったことを思い出します。だって教習所で出した最大速度って30キロですよ。後ろを走っている車は私が遅すぎてイラついているのではないか、そんな不安を抱えてガソリンメモリが1のバイクで心臓バクバクで帰宅することに成功しました。
初めてのガソリンスタンド
皆さん、教習所で段差を登ったことありますか?私は一本橋の坂道が一番大きな段差であったと記憶しています。どうして段差の登り方を教えてもらえないんでしょうか?
でもガソリンメーターが1メモリしかないので、ガソリンを入れないといけません。せっかくバイクを買ったのに、段差が怖いなんて面白い話ですよね。しかし、本当にそのことで頭がいっぱいでした。なんとか重い腰を上げてガソリンスタンドに向かいました。
ちなみに、出発前にインターネットで「バイク 段差 登り方」でたくさん検索しました。気合い、勢いとかそんなような情報しかなく、良いアドバイスはネットからは得られませんでした(笑)
今思うとコツなんて特になく、1速で勢いよく登るしかないですよね。でも、ウインカーを出して、瞬時に安全確認を行って停止しないと…1速で暴走しないように制御しないと…エンストしないようにしないと…。そんないろんなことを考えながらガソスタに入らないといけないんですよね。駐車場に入場するときって意外と考えることがたくさんありますね。
ガソリンスタンドに近づくに連れて、段差への恐怖が高まってきました。「あ、無理だ」と考え、直前にエンジンを切って、押してガソリンスタンドに入りました。当時はあの低い段差が本当に高い段差に思えて仕方ありませんでした。懐かしいです。
まとめ
もし、読んでくださった方の中にリターンライダー、空白期間を作ってしまったライダーで納車に迷っている方がいらっしゃいましたら、少しでも納車する希望に繋がればと思っています。
そのような方々には恐怖や不安、色々なネガティブな感情があると思います。しかし、普段からマニュアル車や原付はおろか自転車にも乗っていない自分でも現在楽しくバイクライフを送れています。
まとめると、バイクってやっぱり楽しい!です。
ここまで記事を読んでくださった皆様、ありがとうございました。
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