こんにちは!ぴろりです。
前回はバイクの免許を取得するまでの経緯をご紹介しました。
タイトルの通り、免許取得から6年も経ってしまいました。第二弾は免許取得からバイクを買うまでの話をご紹介していきたいと思います。
この記事はこんな方におすすめです。
- せっかく免許とったのに納車せず時間が経過してしまった
- バイクの免許とってみたけど乗りこなす自信がなくて、納車を迷っている
- バイクのことよくわからないけど、乗ってみたい
- 低身長だからバイクに乗れるか不安
やっぱりバイクに乗りたい
ライダーへの憧れ、バイク欲求の再燃
当時カワサキの250ccのNinjaに乗りたかった私ですが、実家の駐車スペースに悩むうちに6年も経っていました。もうどっちがクラッチでどっちがブレーキだったかすら思い出せませんでした。勿論足の方もどっちがなにかわかりません。
旅行が趣味の筆者は北海道や四国、離島に行くために何度かフェリーを利用したことがありました。フェリーに乗船したことのある方はご存知かもしれませんが、ドライバーやライダーがフェリーから下船する様子を上から眺めることができます。下船していくライダーたちの背中からあふれる高揚感は形容しがたいものがあります。フェリーに乗るたびにバイク欲求が高まってしまいます。
また、レンタカー旅を度々しているので、有名なドライブルートを色々な都道府県で走る機会がありました。最もライダーへの憧れが高まったのは九州の阿蘇です。ライダーたちがすれ違うたびに片手をあげて挨拶し合っていました。私も混ざりたい。バイクが欲しい気持ちは旅行するたびに高まる一方でした。
片手をあげて挨拶することを「ヤエー」と呼びます。
ライダーの仲間入りをした今、ヤエーをもらえるのは本当に嬉しいです!
バイク店訪問
バイクに乗ることを諦めきれずにいたある日、会社の上司とのランチでバイクの話になりました。
機械いじりが好きじゃないならバイクじゃなくて車でいいかもね。
週に一回くらいはエンジンかけないとバイクの調子悪くなるよ。
125ccでもいいかもしれないね。よく考えてみるといいよ。
機械とかメカって全然分からないから好きじゃない。
週に1回も乗るのかな…?
たしかに250ccじゃないといけない理由はないなぁ
ど正論な意見にあっさりとバイク熱を落ち着かせる筆者。と思いきや、なぜか再燃してしまうバイクへの思い…。
その話をした週末にレッドバロンというバイク店に下見に行きました。上司はそんなことになっているとは微塵も思っていないでしょうね(笑)
バイクを持っている友人が数人いたのでどこのバイク店がおすすめか聞いてみたのですが、メカに詳しくないならレッドバロンがおすすめと口をそろえていました。後述しますが、たしかにバイクに詳しくない人間にもわかりやすい言葉を選んでくださる優しい店員さんの多い店であると感じました。
来店して一番最初にふと視界に入ってきたのが、現在の愛車となる250ccのHONDA CB250Rでした。
走行距離7,000km、ワンオーナー。かっこいいマットブルーの車体でした。
条件良すぎる!かっこいい!
欲しい、乗りたい!
「エンジンかけてみますか?」と店長が声をかけてくれました。教習以来のHONDAの心を震わせるエンジン音。これはだめだ、すでに踏みとどまれない。
間髪入れずに「アクセル回してみていいですよ」と店長が一言。
ちょっと待って。
アクセルってなんだっけ、どっちのグリップをどっちに回すんだ。
というか、回したら走りださない?
内心かなり焦る私。
「右手を手前に回してみてください」と店長。あぁ、なんと優しいんでしょう。もし私が売り手なら呆れそうなところを優しく教えてくれました。
「跨ってみますか?」と店長が追撃を仕掛けてきます。さすがに跨ったら即決だよ…と思いながらも跨りました。なんと足がつかない。両足が全くつかない。焦る私(2回目)
かろうじて片足のつま先なら地面につきます。これはだめでは…とさすがに冷静になり、その日はカタログと見積をもらって帰路につきました。しかし、帰路でマットブルーの車体を思い出し、諦めきれない私は電話で取り置きを依頼、購入を決意。ここまで本当に早かったです。
後日、書類にサインをしました。そこまではまだよかったのです。
納車までの課題
課題① 駐車場がない
ここで突然思い出します。駐車スペースがない。
6年間それに悩んで納車を見送っていたのを突如思い出しました。勢い任せの行き当たりばったりな自分の一面に驚きました。
慌てて、賃貸の管理会社に電話して、駐車場を借りました。
私の住むマンションにはバイク用駐車スペースがなく、車用のスペースを借りる羽目になりました。「屋根なし、砂利、車と同額の月極」と条件がとても悪く、痛い出費でした。
課題② バイクの運転方法が思い出せない
納車まで1か月。自分がクラッチがどこにあるかすら忘れている人間であったことをまたも思い出します。焦る私(3回目)
この日から初心者向けYouTubeを見漁りました。発進停止、シフトチェンジ…とにかく「初心者向け」と書いてあるYouTubeチャンネルを片っ端から視聴しました。
他にしたことといえば、リターンライダーのブログ記事を読んで安心感を高めようとしました。しかし、記事を読み進めるうちに違和感が芽生えます。
「リターンライダー=かつてバイクに乗っていた人が再びバイクに乗る」ことであって、「大昔に免許をとって、突如バイクに乗る人」とは大きな違いがあることをインターネット検索から思い知らされました。後者は圧倒的に少なく、不安は募るばかり。
あれ?もしかして、大昔に免許をとって突然思い立ってバイクに乗る人って全然いない?
どんどん焦りが生まれ始めます。バイク買ったのって人生における重大ミスだったのでしょうか?そもそも家までバイクに乗って帰れるのでしょうか。
納車までのカウントダウン
そんな不安に溢れる中、納車が早まった旨レッドバロンの店長から嬉しそうな声の電話がかかってきます。嬉しいけど、嬉しくない。乗れるイメージができていないので、焦燥感しかありません。
しかし、来る日に向けて頑張るしかありません。不安を払拭すべく、ひたすらYouTubeの教習動画見ながらイメトレを重ねます。不安すぎたので、青信号になってエンストした場合のイメトレまでしました。
アクセルを回しながら、じわ~っとクラッチを離して発進。頭の中では完全に乗りこなすくらい、何度もイメトレを行いました。
まとめ
バイク購入から納車直前までのお話をご紹介しました。
あっという間ですが、納車までの車両整備期間で意外と操作を復習するには十分な時間が取れます。納車までの期間で筆者は結構焦っていましたし、ご不安に思われる方も多いかもしれません。しかし、今の時代はYouTubeで丁寧な説明が見れますのでゆっくり思い出せば大丈夫かと思います。
次回、「免許取得から6年経ってバイクを購入した話③」に続きます。
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